BTOパソコンのストレージはSSDがおすすめ!

早いパソコンが欲しければストレージは絶対にSSDがおすすめ!

ハードディスクは大容量で価格が安く魅力的です。しかし、それを上回るストレージがSSDです。SSDは起動ドライブとして認識させることができOS、その他システム関係アプリケーションの保存場所にするとハードディスクでは体感できないスピードでパソコンの起動が早くなります。性能の高いBTOパソコンにするなら必ずSSD搭載にした方が恩恵が大きくなります。

 

SSDのメリット、デメリット

SSD最大のメリットはHDDに比べてデータを読み書きするスピードが非常に早いことです。そして消費電力もSSDの方が低いので長い目で見れば電気代の節約にも繋がります。実はハードディスクより衝撃にも強いんですよ。

 

この読み書きのスピードはシステム関係ソフトにおいて起動時間の短縮に大きく影響を与えてきます。例えばハードディスクの場合、Windowsを起動させてから数分待つ場合もあります。しかしSSDだと電源ボタンを押してディスプレイ電源を入れたら既にWindowsが立ち上がっています。全ての動作において快適になります。

 

逆にデメリットと言われているのがSSDはフラッシュメモリを採用しており書き込みをするごとに劣化するとされています。簡単に言うとハードディスクよりも寿命が短いのが欠点となります。しかしこのデメリットは都市伝説のようなもの。基本的にパソコンが壊れるまで余裕で使うことができます。

 

ハードディスクと比較すれば欠点がないのがSSDです。強いてあげるならまだハードディスクより価格が高いことくらいです。

 

SSDの選び方

とにかくパソコンを高速にしたければSSDは必須になります。BTOの主流になっているのがSSD+HDDです。システム関係はSSDに保存して音源、動画、画像など容量の大きなファイルはHDDへ保存するのがベターになっています。

 

SSD選びで最も重要となるのが容量です。
少なすぎるとすぐに容量を圧迫して速度低下も招いてしまいます。基本的に128GB〜256GBあれば普通に使う分には容量に困ることは少ないです。ただゲーム用途で使う場合は容量が少なくなります。

 

ゲームタイトルによっては50GB〜60GBとストレージ容量を使うゲームも増えています。容量が少ないと2本〜3本のゲームをSSDに保存したらもう終わりです。ですからゲーム用途でも使う場合は480GB〜512GB程度あると安心できます。

 

いやいや、もっとゲームを保存するよ!といった方は1TBなど選ぶようにすると良いです。

 

さらに高速!M.2対応のSSD

今後のシステムドライブで主流になると言われているのがM.2 接続できるSSDです。価格も下がり主流となっているSATA3接続のSSDと比べても段違いで高速化されています。

 

スピードの違いは従来のSSDと比較しても7倍〜10倍!
恐ろしくデータ転送速度が向上しています。ただ接続には古いマザーボードだと対応されていません。

 

M.2接続できるマザーボードはZ97 / H97以降のマザーボードになります。

 

もしBTOパソコンでM.2対応SSDを搭載したい場合はマザーボードの規格に注意をしましょう。

 

クリエイター、ビジネス用途で使うPCであってもストレージをSSDにする恩恵は大きいです。特に恩恵を強く感じることができるのはゲーミングPC。OS起動が早いのはもちろんゲーム起動、ローディング時間の短縮は本当にゲームライフを快適にしてくれます。BTOでゲーミングPCを購入するなら絶対にストレージはSSD搭載にすることをオススメします。