ゲーミングPC選びで重要視したいポイント
通常スペックのパソコンでは残念ながら快適に3Dグラフィックゲームを楽しむことができません。ましてや大手メーカー製PCなんて選んだら後悔をします。ゲーム用途のパソコンで重要視するべきポイントを解説していきます。
ゲーミングPC選びで抑えたい4ヶ条
グラフィックボード
グラフィックボードは様々な呼び名があります。GPU、グラボ、グラフィックカード、VGAなど色々な呼び方をされます。しかし指し示しているパーツは一緒です。ゲーマーの間では略して「グラボ」と呼ばれることが多いパーツ。
このグラボは映像に関する処理を行うパーツになっており、高性能なほど負荷の高いゲーム映像も綺麗に滑らか、繊細に描画をしてくれます。実は一般的なパソコンにもグラフィック機能がついていますが独立したパーツでなくCPU内蔵型が多いです。よりゲームを快適に楽しむためにはグラボが独立しており高性能なパソコンを選ぶことが絶対条件になります。
グラフィックボードは主に「NIVIDIA GeForce」「AMD Radeon」といったシリーズが主流になっています。どちらを選んだ方が良いか?を聞かれた場合は間違いなく「NIVIDIA GeForce」です。シェアも高くワットパフォーマンスに優れています。各BTOのゲームPCの多くもGeForce搭載パソコンが主流になっています。
各グラボは数値が示されています。基本的に数値はグレードを表しており数値が高い方がより高性能になります。
CPU
グラフィックボードが映像処理專門ならCPUはそれ以外の部分を処理する非常に重要なパーツです。CPU性能が高いほどデータ処理速度が変わってきてパソコンの安定性、快適性につながっていきます。
CPUは「Intel」「AMD」シリーズがあります。
日本でシェアが高いのは誰もが聞いたことのある「Intel」です。Core iシリーズはすっかりお馴染みでどんなPCにも搭載されています。
CPUにもグレードがありグラフィックボードと同じように数字が大きいほど性能が高いです。ゲーム用途で使う場合はCore i5、Core i7を選択しておくとグラフィックボード性能も存分に引き出してくれて快適なゲームプレイを楽しむことができます。
メモリ
メモリはよくパソコンの作業スペースといった言われ方をします。メモリが多いほど作業スペースが広がるのでたくさんの作業を同時にこなすことができます。また処理効率もよくなります。一般的にWeb閲覧、簡単なオフィス作業であれば4GBでも十分です。
しかしゲーム用途になってくると最低8GBは必要となります。
ゲームによって推奨メモリが指定されており最新ゲームになると8GBメモリを要求してくるケースも増えてきました。
安定してゲームを楽しみたいなら8GB〜16GBを選ぶようにしましょう。
ゲーム起動しながら別作業もする予定なら16GB〜32GBを選ぶようにしておくと快適と言えます。
HDD、SSD
パソコンにデータを保存するストレージ。
一般的にHDDと呼ばれるハードディスクの方が容量が大きく、コストも安いです。しかしゲーム用途で使うならSSDも搭載させるようにしましょう。
SSDにシステム関係、ゲームを保存するようにすると驚くほどパソコンが爆速になります。まずWindowsの起動が一瞬です。電源ボタンを押してディスプレイの電源を入れたらすでにWindowsが立ち上がっています。ゲームデータもSSD保存にすればゲーム起動、ローディング待機時間を驚くほど短縮することができます。
SSD容量が大きいに越したことはありません。ゲームを多くインストールする予定なら250GB以上を目安に搭載すると良いです。HDDはシステム系以外の保存場所に指定すると良いです。例えば画像、動画、音楽などです。HDDは1TB〜3TBもあれば十分です。
上記4種類のパーツを高性能にすると3Dグラフィックゲームを思う存分に楽しむことができます。逆にゲーミングPCを選ぶ、作る上で上記以外の部分は少しグレードが低くてもなんとかなります。BTOが作るゲーミングPCも中核パーツは高性能になっています。BTOゲーミングPCなら安定してゲームを楽しむことができます。