BTOパソコンで個人的におすすめのカスタマイズ方法

カスタマイズをしてこそ真価を発揮するBTOパソコン

BTOパソコン最大のメリットはメーカー製と違い、注文時に搭載パーツをカスタマイズさせることが可能です。すでにあるベースモデルでも十分な性能を誇っていますがより快適性を上げるために個人的なおすすめカスタマイズ方法をご紹介していきます。予算に余裕があるならぜひ試してください。

 

BTOパソコンでおすすめのカスタマイズパーツ

 

爆速パソコンの出来上がり!SSDを搭載

もし狙っているBTOパソコンのストレージにSSD搭載がされていなかったら優先的にSSDを換装させるようにしましょう。SSDはシステムドライブにして上げるとより良い環境を構築できます。SSDはハードディスクに比べて読み書きが早いのは有名。特にシステム関連のアプリ、ソフトウェアを落とすようにすると最高にパソコンのパフォーマンスを向上させることができます。

 

恐らく一番恩恵が大きいカスタマイズ箇所になります。たまにBTOショップのキャンペーンではSSD無料搭載を行っているケースがあります。お得なので見逃さないように。またSSDのメーカーですが特に現在はメーカーによって大きな差がないと言われています。メーカーよりも容量を気にした方が良いでしょう。スピードを追求するのであればM.2 SSDといったHDDの約10倍近い読み書きを行うSSDを搭載させれば完璧です!

 

静音性を求めるならCPUクーラー系

負荷の高い作業をする場合、CPU負荷が高いのでファンを増設しているケースも多いです。そこで気になるのがファンの回転している音。特にゲーミングPCは一般的nパソコンよりも音が大きいように感じています。そこで少しでも静音性を高めるなら大型ファンに変更したり、水冷式に変更して上げると静音性を高めてくれます。

 

大型ファンにすると風を送る量が増えることで回転数を下げる効果があります。これによって静音性を高めています。また水冷式は冷却水を使いCPUの温度管理を行います。空冷式より静音性がグッと高まります。静音性にかかるカスタマイズ費用は5000円〜1万円程度が相場です。

 

冷却性能を高めるなら見過ごせないグリス

パソコンはCPU、グラフィックボードの性能にこだわる人は多いです。しかし冷却性能を高めないと熱暴走し兼ねません。そこで安価で冷却性能を高めるパーツがグリスです。グリスに使われている素材によって熱を伝える伝導率が変わってきます。

 

伝導率の高い素材ほど冷却性能が高まります。価格も1000円〜2000円前後で品質の高いグリスにカスタマイズ可能なので負荷の高い作業をパソコンで行う人はぜひグリスにもこだわって見てください。

 

フリーズ、カクつき、もっさり動作を防ぐならメモリ増強

メモリ容量が少ないとマルチタスクをした場合にフリーズしたり、カクついたり、動作がもっさりしてストレスを感じてしまうケースが多いです。ビジネス用途でワード、パワポ、エクセルなどを使う程度なら4GBで十分ですがクリエイター作業、ゲーム用途などで使う場合は4GBだとすぐにメモリを使いきってしまいます。

 

個人的な感想としてブラウザで複数タブを開きながらPhotoshop、Illustrator、HTMLエディタなど開いていると8GBで過不足と感じるケースが多いです。そしてPCゲームもメインメモリの要求が6GB〜8GBと増えてきています。そのためメモリ容量は16GB〜32GBがベストだと感じています。

 

使用用途によりますが負荷の高いソフトを立ち上げてマルチタスクするならメインメモリ容量は16GBが最適です!

 

ゲームPCで拡張を視野に入れるなら電源をグレードアップ

CPU、グラフィックボードともに技術革新によって旧型より消費電力はかなり下がってきました。中スペック、高スペックPCでも500W電源であれば十分ですがより高いパフォーマンスを持つCPU、グラフィックボードに今後拡張する予定なら電源のグレードアップは欠かせません。また電源に余裕を持たせておくのはゲームPCとしては常識。

 

GTX 70番台あたりまでは各BTOで500W電源を採用しているケースが多いです。余裕があるなら700Wにグレードアップしたり、80PLUS品質がBRONZEであればGOLD、PLATINUMなどに品質を上げると電力変換効率も良くなりパソコンの安定性、電気代節約に繋がり安心できます。

 

予算に余裕があるなら上記で挙げた箇所をグレードアップすることでよりパフォーマンスの高いパソコンをBTOで作り上げることができます。私の優先順位としてはSSD>CPUクーラー>電源ですかね。この3つはこだわりたいです。グリスやメモリ増強は後で簡単に自分でもカスタマイズできるので後回しです。早さ、熱処理、安定性を高めるのが最優先といった感じです。